電気窯を買いました

おうちで陶芸 電気釜DMT-01が家に届きました。自宅で陶芸するなんて、ずっと欲しくて悩んで悩みぬいて決断した窯購入。

以前シンリュウの窯(灯油窯)に焼きに行った時に「窯っていくらぐらいするのかな〰️」と手に取ったパンフレットをもらって帰りそれから窯への愛を温め続け10年悩んでとうとう買おうっと決心。

どの窯を買おうかといろいろ検索しているうちに、100V のものなら工事しないで設置できると知りました。実際に焼いていらっしゃるブログも見つけました。まずこちらの数々の設置例を参考にさせていただき、家族にもこのwebサイトを見せて「どうやら窯って家庭にも置けるよ、家が燃えちゃうことはないよ」と、了解をもらいました。買う前にこのような台車のようなキャスターがついていたらもっとアースをつなぐ作業が楽だったのにと思いました。60キロ近くもある窯を今さら持ち上げるとなるとぎっくり腰がぶりかえします。確認したことは窯専用コンセントが使えること、アースが接続できること。

こういう100v家庭窯でも焼けるのだと思わせてもらったブログなど参考にさせていただきました。陶芸ブログ 千代窯 熱線の交換は2年後に2回目の交換をされていることも、1000時間で交換サイクルということもブログに書いておられました。

販売店に見積もりをお願いしました。ヤマトさんのお引っ越し便で設置も開梱もしてくれて、空箱も持って帰ってくれました。届いてみると写真と寸法の数字より大きい。壁から15センチ離して設置だから思ったより空間を取られた感がありましたけれど、置けたというだけでとても幸せ。

窯のお値段

陶芸ショップコムと陶芸コムとシンリュウさんから見積もりをもらいました。メールで見積もりをもらうと、公表されているお値段より安い価格を提示されました。最初から公開しておけば売り上げを総どりなのになぜでしょう?陶芸ショップも陶芸.comもとても丁寧な説明コメントを次の日に返してくれます。売りなれている印象。

陶芸ショップコム¥336,000(税込 送料込み)アルミナペーパーおまけつき

陶芸.com¥334,400(税込 送料込み)

シンリュウ¥345,290(税込み 送料込み)

送料は車上渡しなんて書かれているところもあって、車上でぽんって渡されても重量60キロはこまるので、ヤマトさんのらくらく家財便という送料こみで聞きました。そしてこの送料で差が出るようです。

あとから価格コム検索すると楽天でも送料も税込みで一番やすいところ337,700円もあるようです。ヤフーだと送料なしで¥334400というところはヤマトさんの引っ越し便がプラス10000とか。窯はどこで買っても一緒で、あとから熱線を交換しにきてくれるかどうかで迷いました。

初めての試運転

それから初めての試運転焼きをして、うまくいけばそのあとにアース結節です。朝10時にスイッチ入れ、夜の10時すぎ=12時間経過しても129℃。マニュアルには試運転所要時間5時間とあります。メーカーさんの日本電産シンポのマニュアルに書かれている「所要時間」という時間と、実際にかかる時間が3倍違うので、初回400℃で焼いてから、終了サインのENDが出ずあまりに長いので何かの間違いだと思ってストップを押し電源を強制的に終了させてその夜は寝てしまったのですが、同じことをされた例があちらこちらにありました。購入元のシンリュウは問い合わせてもお返事がもらえなかったので、いろいろ検索したら同じような体験が載っています。日本年産シンポさんにメールで聞いてみたら、所要時間は”ねらし2”の過程までで、要するに窯を加熱する時間であって、冷めるのにかかる時間は入っていないと教えていただきました。所要時間ってスイッチ入れてから終了して窯を開けられるときまでだと思っちゃったので、うちの電源がおかしいのかしらと心配になってしまいました。大きな窯でもよく考えてみたら中1日置いてから窯出ししているのが普通なのだからいくらこんな小型でも同じ時間かかると考えれば納得いきました。